妖怪退治屋「関弥家」の当主となった関弥麗音(せきや れいね)。
まだ当主として未熟な彼女は、妖怪退治屋としての正しい道を探すため、
かつて人と鬼が共存していたという岐尾森を訪れる。
岐尾森にかつてあったという「鬼神伝説」。
しかし現代にはその手がかりすら残されていなかった。
はるばる岐尾森までやってきたのに、何の情報も得られず途方に暮れる麗音。
そんな時、絶滅したはずの鬼の少女と出会う。
果たして麗音は関弥家当主としての生きる道を見つけられるのだろうか。
答えは、その先に。
これは生きるその先に-岐尾森編-の裏で密に繰り広げられていた、人と鬼の友情物語である。